弁護士コラム
新弁護士日記(6月分)
風薫る良い季節が続いている。
今年に入り、5ヶ月が経ち、新人弁護士諸君も事務所になじみ、新戦力となっている。
新事務所での「茶道クラブ」の立ち上げ、パソコン教室での勉強など弁護士一人時代では考えられなかったことが出来るようになり、新事務所設立計画に誤りはなかったと実感できるようになった。
自分にとって良いことは依頼者にとっても良いことでなくてはならない。
依頼者の思いを十分に汲み取り、権利実現に向け最大の努力をする。そんな丁寧な法律事務の処理を目指し、若い弁護士諸君に努力を求めなくては成らない。また10名に昇るスタッフ諸君にも再度原点に立った執務をお願いしなくてはならない。
先日、関係する病院の年1回の研究発表会の模様を見た。病を持つ人に対する医師・スタッフのあり方を実務研究と合わせ検討している姿勢が感じられ、誇りを持って仕事に向かっている様子が感じられた。
勤務する人が職場に自信を持ち、プライドを持って職務にあたることが重要だ。わが「さくら総合法律事務所」もそうあって欲しいと念ずる。
事務所に縁する人がすこしでも「ハッピー」感を感ずることが出来ますよう、謙虚に、真剣に、つねに新しいものに挑戦するスピリットを持ちつつ、仕事に取り組んで生きたいものである。
平成21年6月1日
弁護士 加藤謙一
(2009-06-01)