弁護士コラム
新弁護士日記(4月分)
2月は忙し過ぎて、3月1日の日記を書くのを忘れてしまった。
4人の勤務弁護士はそれぞれ個性豊かに自分の仕事に取り組んでいる。
もう少ししたら、このホームページに勤務弁護士のコーナーを設けよう。
桜の季節となり、希望を感ずる4月が始まった。一人ひとりが新しい季節・時代に向かってスタートする時期となった。
この事務所に来年度から勤務する2名の修習生の選択が終わり、明年1月からは弁護士6人体制となる。(一人の勤務弁護士が自立する予定。)
花芯に私が座り、五葉の花弁を開く姿(弁護士6人体制)が一つの安定形と考えるようになってきた。
五弁は五つの個性であり、翼でもある。家事事件、個人・企業再生事件、刑事事件、交通事故事件、そして一般民事事件などを担当して30年を経たが新しい五つの翼を得て、更に深化するとともに、エリアを拡大したい。
刑事事件では裁判員裁判に対応できるパワフルな事務所でありたい。家事事件では外国人の相談にも対応できる広がりを持ちたい。民事事件では、労働問題・医療事件などに対応できる幅広さが欲しい。
個人再生事件は今後一層の必要性が生ずることと予感する。破産という一回的処理ではなく、家計と向きあうスパンの長い再生事件を余裕を持って対応できるようにしたい。
事務局の充実も忘れてはならない課題だ。6人の業務から8人の業務に拡大する必要があるような予感がする。
1日1日、時代を眺めながら、自らの果たすべき役割は何かを考えていこう。
安定した総合法律事務所の構築をあせらずに築きあげたい。
平成21年4月1日
弁護士 加藤謙一
(2009-04-01)