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弁護士コラム

新弁護士日記(1月分)

 新しい年が動き始めた。
 当事務所にとっては、弁護士5人体制という重装備の年となる。
 新事務所建設のため、借金をしたので借金返済スタートの年でもあり、これから10年一区切りのスタートを切る年となる。
 アメリカ発の大不況が本格化する今年はどこで何が起きるかわからない。
 「ドル支配」「アメリカ一国支配」の時代が終わりを遂げることとなるのか、アメリカは復活するのか、世間の動きに目を離せない一年となるだろう。
 加えて今年は衆議院選挙の年でもあり、日本の政治体制が大きく変化する要因を孕んだ一年となる。来年の正月をどのように迎えることとなるのか不安と期待が入り混じった感じがする。
 そんな中でスタートを切る新事務所もまた不安と期待の入り混じった感じがする。違うのは事務所は自分の戦場であり、自分の意思で建設が出来るということだろう。
 物的にも人的にも革命的変化をもたらした新さくら総合法律事務所は新しい伝統を作る必要がある。
 「地域の拠点事務所」となることが新事務所のテーマであり、使命でもあると自覚し、質の高い法的サービスを提供できるシステムを構築しなくてはならない。
 その為にはまず、各人が研鑽を重ね、一流の名に恥じぬ人材と成長することが必要となる。
 いつも「挑戦」の二字を忘れず、新しい年をスタートしよう。

平成21年1月6日

                           弁護士 加藤謙一

(2009-01-06)