HOME - 弁護士コラム一覧 - 2010-04-02

弁護士コラム

新弁護士日記(平成22年4月分)

                   4月1日の変化

年度替りの4月1日、最高裁判所より「津家庭裁判所家事調停委員」の辞令を受けた。家事調停委員の定年は70歳だからこれから8年間務めることとなるかもしれない。
家事問題は自分の「ライフワーク」と位置付けている問題だから人生の最後の舞台としては丁度いいかもしれない。今までは、裁判所に事件を持ち込む側ばかりをしていたがこれからはこれを処理する側にも参加することとなり、いろいろ違ったものが見えるようになるかもしれない。

夜は恒例の百五銀行との合同花見会をした。毎年毎年、寒い花見会だが今年は暑いくらいに陽気で、さくらも5分咲きくらいに感じた。
花見会には明年度採用予定の2名の修習生も招いた。これも恒例となった。今年3月20日を以って新事務所から第1号の独立者を出すことができた。さくら総合法律事務所卒業を勲章としてほしい。
当面、残る6名で事務所を運営していくこととなるが、明年2名が加入すると、事務所は勤務弁護士7名、ボス弁1名の8人体制となる。これに事務局を充実させることができれば盤石の事務所となる。今年が勝負という感じだ。

今年1月に加入した二人の弁護士もすでに一人が35件ほどの事件を担当し、踏ん張ってくれている。この二人がいなかったら事務所は大変なこととなっていただろう。ありがたいことと思う。その役割を明年は新しい弁護士が担うこととなるだろう。

事務所に集まる仕事は多様で、変化を感ずるが、労働問題、後見問題などが新しい分野として伸びているように感ずるが損保事件の増大も特徴的だ。
若い弁護士が個性・得意分野を開き、この事務所のエリアを拡大してくれることが望みだ。

そういえば、4月1日は父の誕生日だ。今年で満90歳、長生きを祝うべきだろう。コングラチュレーション!!
平成22年4月2日
                           弁護士 加藤謙一

(2010-04-02)