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弁護士コラム

読書会「グループ2022」第7回例会予告

 次回第7回例会のテーマは「地方分権:道州制」です。
 教材は佐々木信夫氏の「道州制」(ちくま新書:760円)です。
 衆議院は「近いうちに解散」され、総選挙が待っています。
 地域政党「大阪維新の会」などが大躍進することが予見されますが、その中心的争点は地方分権です。それは、現行の47都道府県に財源や権限を移せという議論ではなく、全国を9ないし13の道州に分割し、連邦制的国家に変化させることを目的としています。
 第6回のエネルギー問題も道州制を含んだ問題でした。地域独占の大電力会社システムから、地域自立型の電力システムに変更しようと言う運動論が含まれていました。
 この「道州制」の制度設計とその目標を学ぼうと言うのが次回のテーマです。
 なお、次回からは2カ月に1回のペースで読書会を開くこととします。
 参加者がじっくり教材を読んでくることを前提に読書会を開きたいと思います。教材は安い新書を選んでおり、各自購入して読んでくることを希望します。

第7回例会の要領
期日  平成24年10月26日(金)午後7時から8時30分
場所  さくら総合法律事務所 茶室「常楽我浄庵」
教材  「道州制」(佐々木信夫著)ちくま新書
参加費 無 料
 (ささやかなおつまみとビール・お酒を準備します。差し入れ歓迎します。)

平成24年8月31日
主宰者 弁護士 加 藤 謙 一

(2012-08-31)