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弁護士コラム

弁護士1日日記(H25、5月度)

「緑燃え立つ」
 桜の季節が終わり、事務所の周りは緑が燃え立っている。
 適度の温度の中で、1年中で一番過ごしやすい季節になった。 

 東日本大震災から満2年が過ぎて、最近では富士山の周りで異常現象が多発しているとのことで、東南海大震災の予兆ではないかとの不安が出ている。
 昔から日本の国家を揺るがすような大震災が2年や3年でやってきたことはないように思う。
 しかし、10年20年後は分からない。人生何が起こるかわからないということは真実であろう。

 4月を過ぎても株高の日々が続いており、景気上昇の期待が高まって来ている。
 昨年末からは、3割、4割の株高で、周りに株で儲けた人の話が聞こえてくる。
 この株高が消費に結びつくと実体経済も動き出す可能性がある。

 我が事務所は、取り立てて変化が無い毎日を送っている。私自身は「原点復帰」の掛け声で忙しく働いているが、いつまでたっても走り回るのは「ネズミ年」の宿命なのか。

 6月の参議院選挙にまた変化がやってくるかもしれない。マスコミは安倍首相の立ち位置が変わってきた等といっている。決めることが出来る政治を多くの国民が求めている。変化すべき時に変化が出来ないと社会は閉塞感の中で埋没する。

 我が事務所も変化が求められている。一歩先を行く法律事務所でありたい。
 「あの事務所に相談してみたい」と言われるような進歩的でかつ安定的な存在でありたい。

平成25年5月1日
弁護士 加 藤 謙 一

(2013-05-01)