弁護士コラム
弁護士1日日記(H26、1月度)
謹賀新年
新しい年が来た。
2014年、デフレからの脱却をみんなが実感できる年になるのだろうか。
世の中が変化しても自分が変化できなければ、何も変らないだろう。
今年の目標は何か。どう変化しようとしているかが問題だ。
年末の大掃除を終えて、春の花を飾ると新年がやってくるという気持ちになるし、また新しい気持ちで頑張ろうという気持ちになる。
昨年も多くに事件と出会い、「正義の実現」のために戦ってきた。強者が弱者を喰い散らすのが社会の実際である。だから法は弱者のためにある。弱者のために労を惜しまず戦うのが弁護士の値打ちである。「安きにつく」のは弁護士の仕業ではない。
35年という時間を弁護士業に費やし、65歳の正月を迎えた。熟年というべきか。いろいろなものが見えるようになって来たように思う。幸い健康に恵まれている。智慧と力を結集して、また新しい年を走り抜こう。
幸い「アベノミクス」効果か、社会には明るい話題が多い。日本は当面2020年のオリンピックが目標となろう。後6年、70歳を越えることとなるが、年を取ったというべき時代ではない。
昨年も多くの家事事件に取り組んできた。今年も変わらないだろう。いつの時代も夢と現実のはざまで人は揺れ動く。事件を通じ若い人のメッセージを贈れたら本当の仕事になる。
「異次元」の仕事をしたと評価していただけるように動き回りたい。当たり前の弁護士では年を重ねた意味がない。
今年もたくさんの本を読んで成長したい。いつも「希望に燃えて」!
平成26年1月1日
弁護士 加 藤 謙 一
(2014-01-06)