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弁護士コラム

弁護士1日日記 平成27年11月度

新事務所開設7周年
(8周年を目指して)
 平成20年11月1日、現在の事務所をオープンさせてから満7周年となった。1年1年、歴史を刻む思いで歩んでいる。例年の事ながらひとりで茶室を模様替えした。「炉開き」である。
7年前と同じ道具仕立てをして茶会を開いた。今年の主賓は娘さくらの夫のご両親であった。7周年祝いのお花とお酒をいただいた。
後3年、10周年を迎える時までは、自分の手で、祝いの会(お誕生日会)を開きたい。

3年後、自分たちの世界はどんなに変化している事だろう。
 自分の事でいえば、末っ子(7番目)が大学を卒業する時を迎える。すでに5人の子が結婚しているが二人残っている。6番目の男の子が24歳となる年であるから、まだ二人の子の子育ては終了していないだろう。

 我が事務所はどうか、世代交代ができる体制になっているだろうか。三重県人口は毎年1万人以上減っていく時代に入っているだろうか。その中で弁護士人口は相変わらず毎年増え続けているのだろうか。

 社会はどんな変化を迎えているだろうか。日本は2020年のオリンピックを控え、いよいよ活気が付いているだろうか。どんなスポーツ選手が脚光を浴びる時代になっているのだろうか。

 世界の変化はどうなっているだろうか。日本とは逆に人口増加が止まらず、その故もあり、貧困問題は一層厳しいものになっているのではないだろうか。「イスラム国」を中心とする戦闘状況は改善しているだろうか。国家間協議のできないいわば「テロ」問題はますます困難な事態を生じてはいないだろうか。

 いずれの場所にも、光が指し込んでいることを祈らずにはおられない。

後に続く者たちのために。

平成27年11月1日
                        弁護士 加 藤 謙 一

(2015-11-02)