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弁護士コラム

弁護士一日日記 平成28年10月度

弁護士1日日記 平成28年10月度
【イベントの季節】
10月になり、気温も穏やかになり、秋の気配が漂って来た。
10月は、「イベントの季節」だ。弁護士会も大会がある。
我が家のイベントは孫たちの運動会もあるが、今年の最大のイベントは母の「米寿の祝い」であろう。
母は今年10月21日に満88歳となる。これを祝って4人の子供と配偶者で泊りがけの祝いの会を企画した。
4人の子が配偶者を連れて祝いの会を持ってくれることは母としてもうれしいことと思う。
もう一人のイベントは五男が初舞台に立つこととなり、10月30日、東京まで舞台見学ツアーを企画していることだ。
この企画には、前日の29日鎌倉に足を延ばし、8月にハワイで結婚式を挙げた四男の妻の兄の店を訪ね、スペイン料理を堪能するオプションもついている。
合わせ、四男の妻の父が経営する「しかけ絵本」の店の見学も組み込んだ豪華な旅である。
2週連続の企画となっているが、老いゆくものと育ちゆくものとを見つめる充実した月になりそうだ。
全てのものは変化する。「諸行無常」である。
変化を受け入れ、変化を先取りするのが「仕事」であろう。
弁護士と言う仕事は、「ビジネス」ではないので、なかなか変化することができない。
「社会正義」という重い理念を担っているという側面からは、それでよしとする考えもあるが、社会が変化し、「ニーズ」も変化していることに対応するという側面からは、反省すべきことも有るように思われる。

但し、新しい時代は新しい人材によって築かれるのが歴史である。
我がさくら総合法律事務所もそろそろ変化の時が迫っているように思われる。

平成28年10月3日
                        弁護士 加 藤 謙 一

(2016-10-03)