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弁護士コラム

加藤弁護士 一日日記【ニューヨーク・ボストン】

弁護士1日日記 令和5年7月度
【ニューヨーク・ボストン】
令和5年7月4日(火)から、ライオンズクラブ国際協会の年次大会に参加するため、1週間の予定でアメリカ本土に向かう。
年次大会開催地はボストンであるが、折角の機会だということで、大会前2日間をニューヨークで過ごすこととした。
人種の坩堝と言われるニューヨークの街を出来るだけ歩き、肌で人類を感じてみたい。9.11メモリアル(グラウンドゼロ)を訪ね、メトロポリタン美術館、セントラルパーク、エンパイヤステートビル、「sutatue of liberty」(自由の女神)を訪ね、夜はブロードウェイショー「CHICAGO」を訪ねる。
ボストンに移行し、年次大会開会式に参加し、国際会長のスピーチを英語で聞く。市内パレード、朝食会、晩餐会と行事が続く。
合間を縫って「フェンウエイパーク」で野球観戦(レッドソックス対アスレチックス)の予定も入っている。
ワールドベースボールで活躍した吉田選手を見るのが楽しみだ。
1週間という長い旅は弁護士生活が始まって以来、初めての経験となる。留守を預かってくれる若い弁護士やスタッフに感謝したい。
今年の8月を以って75歳を迎える。これから5年間が人生の仕上げの時代となる。毎年、海外に出ることとなる。明年からは妻を同伴しての旅となる。
私を支えてくれた妻に感謝とお礼の旅となろう。
明年はオーストラリア、その次はメキシコと予定が組まれている。異国を感じて生きた経験がない自分にとって新しい発見が続く旅となろう。

ロシアのウクライナ侵攻は、民間軍事会社「ワグネル」の反乱で雲行きが怪しくなってきた。
この1年が変化の年となろう。人間が自分たちの安全と欲望の為、他人・他国を侵害する歴史にピリオドを打たねばならない。
最近、昔のシリーズだが「世界史とは何か」を読み始めた。人類はどこから来てどこへ行くのか。法則は無く「意志」があるのみか。
75歳からは、自分の夢や希望を負う時代ではなく、子や孫のための時間だ。伝えるべきものを持たなければ。

令和5年(2023年)7月3日
                        弁護士 加 藤 謙 一

(2023-07-03)