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弁護士コラム

加藤弁護士 一日日記【令和6年能登半島大地震発生】

弁護士1日日記 令和6年1月度
【令和6年能登半島大地震発生】
新年の挨拶をしようと考えていたところ、1月1日午後4時10分に震源を能登半島先とする最大震度7、マグニチュード7.6という大規模地震が発生し、浮かれた気分が吹っ飛んだ。
自宅にいて、友人と軽くお酒を飲んでいたところ、突然揺れだし、長期間の揺れにまさか東南海大震災の到来かとテレビをひねったところ、反対の日本海側の大地震だった。
1月8日時点での人の被害が「死者168人、行方不明323人」に及んでいるとの報道があった。
振り返ると、ここ30年の間に阪神大震災(平成7年(1995年)1月17日:マグニチュード7.3、最大震度7)、東日本大震災(平成23年(2011年)3月11日:マグニチュード9.0:最大震度7)、熊本地震(平成28年(2016年)4月16日:マグニチュード7.3:最大震度7)などの大地震が頻発している。
今回の災害も現在でも被害実態が見えてこず、避難施設で生活している人が2万8000人以上いるという。
加えて能登半島には寒波が到来しており、雪が降り続き、救済活動の妨げとなっている。
日本という国家がいかに危険な地盤の上に成り立っているのかを痛感する。

2022年2月から始まったロシアによるウクライナ侵攻が激しさを増している。欧米の支援疲れを見越して、攻勢を増している。一方、昨年10月から始まったイスラエルのガザ地区侵攻では民間被災者(死者)が2万3000人を越えているとの報道がある。いずれも出口が見えてこない。

コップ28の詳細を確認したいと思っていたが次から次へと事件が続き、追い付いて行かない。

2024年中には平穏な世界が訪れることを祈るばかりである。

令和6年(2024年)1月9日
                        弁護士 加 藤 謙 一

(2024-01-09)