弁護士コラム
新弁護士日記(平成22年3月分)
3月3日に思うこと
今日は、3月3日『ひな祭り』の日である。自宅には珍しく「雛飾り」が出してあった。
ぼんぼりに灯がつき、幻想的でもあった。妻の思いを感じた。
男女共生社会というが、「産む性」である女性が生きていくことはいつも大変である。男が女を守るという男の心意気はいつも必要に思う。
法律事務所では相変わらず「離婚事件」「不倫事件」の相談が多い。人が満足を求め続ける以上なくならない事件だとも思うが振り回される子供たちの未来を考えなくてはならない。
自分の可能性を追求するために多くの時間と資金を得ることができる子どもと全く期待できない子供の未来の違いが歴然としている。
「学ぶ権利」が保証されている社会が必要だが、学ぶことすら想像もできない子がいることも認識に入れなくてはならない。
その意味では、学ぶ費用が要らないとされる義務教育の充実が必要だと思われる。
子供たち(とりわけ女の子)が生き生きと自分の未来を目指して生きていける社会を築く必要があり、大人の責任を自覚しなくてはならない。
カナダバンクーバーでの「冬のオリンピック」が終了したが、女性の頑張りが目に付いた。ゴルフの宮里愛の頑張りも一緒に伝わってきた。
頑張る人は美しい。
平成22年3月3日
弁護士 加藤謙一
(2010-03-03)