弁護士コラム
新弁護士日記(平成23年8月分)
新弁護士日記(平成23年8月分)
一弁護士に戻って(その2)
一弁護士に戻って、1か月が経った。いつも荷物を背負っているという感じの昨年とは違って、ストレスがなく、健康感がある。
一年で太ってしまった体重をもう一度減量し、80キロを切る体型に挑戦しよう。激務の中では、減量作戦を展開する余裕がなく、不健康な毎日が続いていた。
また、健康のバロメータの一つでもあるゴルフも日常の練習を交え、技術の向上を図っていきたいものである。
3,11の東日本大震災後の我が国の状況はいろいろなところで変化が生じ、社会構造の変化が生まれるかもしれないと感じている。
法的紛争にも変化が生じてくるように思われる。
弁護士として、社会の変化を読み取り、今何が求められているのか、何を成すべきかを敏感に感じ取る感性が必要となっているように思われる。
5月に勤務弁護士が一人独立し、7名の弁護士の事務所となった。一人ひとりの弁護士の個性に花咲かせ、安定した法律事務所作りが当面の使命だと感じ、若い弁護士の活動を見守っている。
今月、63歳の誕生日を迎えるが、思えば遠いところまでやってきた。安心して事務所を任せられる人材が整うまであと少しの踏ん張りだと思っている。
使命のあるうちは健康でいられるだろう、それが幸せというものかもしれない。
平成23年8月1日
弁護士 加 藤 謙 一
(2011-08-01)