HOME - 弁護士コラム一覧 - 2012-12-25

弁護士コラム

(日程変更→詳細は最新投稿をご覧ください)読書会「グループ2022」第9回例会予告

 第8回例会は「日本維新の会」が掲げる「維新八策」を課題とした。
教材は読売新聞大阪本社社会部が出した「橋下劇場」(中央公論新社:1575円)を利用した。
 本来、来るべき総選挙に備えて、勉強しておこうという企画であったが、野田総理の決断で12月16日に総選挙が行われたので、予習ではなく、復習となった。
 総選挙の結果は、自民294、民主57、維新54、公明31、みんな18、未来9、共産8等という結果となった。
 比例得票数は、自民1662万、維新1226万、民主962万、公明711万、みんな524万、未来342万、共産314万という並びであった。
 初めての選挙で第2位の得票をしたということは注目に値する。次の選挙が勝負どころかもしれない。
 「維新八策」に掲げる諸問題は、是非はともかく我が国が抱える問題であることには間違いがなく、緊急に議論すべきことであり、自民・公明連立政権の課題でもある。大胆に結論を出す政治ができるか注目していきたい。

 次回第9回読書会のテーマは「中国」としたい。急激に成長を続ける1国2制度の国「中国」の実態について多くの論者が著作をなしているが、教材としてはフリージャーナリスト福島香織氏の「中国の反日デモの深層」(扶桑社新書)(平成24年12月1日初版)を利用したい。
 中国ウォッチャーの彼女の数多くの取材から見える中国を学び、反日感情が続いている中国との関係を見定めたい。
 次回は、当事務所のぞみホールで茶話会方式で行いたい。多くの若者の参加を期待したい。
【第9回例会の要領】
期日 平成25年2月27日(水)午後7時から8時30分(期日が当初の予定から変更となりましたので、ご注意ください!!)
場所 さくら総合法律事務所 のぞみホール
教材 福島香織著「中国反日デモの深層」(扶桑社新書)
参加費 無し
 
平成24年12月25日
主宰者 弁護士 加 藤 謙 一

(2012-12-25)