HOME - 弁護士コラム一覧 - 2014-03-03

弁護士コラム

読書会「グループ2022」第16回例会予告

 2月28日、ポール・グル―グマンの「そして日本経済が、世界の希望になる」を教材として第15回読書会を開催したが、参加者がなく、一人の読書会で終わった。
 次回、第16回例会からスタイルを替えて、4カ月に1回の例会にすることとし、開催日も土曜日午後4時から2時間と変更することとした。
 例会終了を6時とし、その後、適宜軽い食事をしながら、歓談の機会を設けたい。(会費を2$#44;000円程度と設定したい。)
 年3回の例会となるが、10年間続けるつもりで、再スタートしたい。
 アベノミクス効果は出ているものの、我が国が依然として困難な多くの問題に直面していることは明らかであり、市民レベルで多くの熟した議論が必要と思われる。
その意味で、次回のテーマ本は「転換期の日本へ」(NHK出版新書:860円)と題する「ジョン・W・ダワ―」「ガバン・マコーマック」共著としたい。
 日本が直面している多くの問題の根っこは「サンフランシスコ体制」にあり、
 この書は、日本の政治テーマはこの体制を乗り越えて行くのか、このままアメリカ属国化を強めて行くのかにあることを明らかにしている。
 昭和の時代が遠くなり、今年は「平成26年」である。平成生まれが政治の舞台に上がってくる時代となる。
 「サンフランシスコ体制」等という言葉を知らない次世代の若者たちにいま何が問われているのかを明らかにしようと言うのが次回の読書会のテーマである。 テーマ本を熟読して、参加されたい。 
   
     第16回例会の要領
     期日  平成26年4月26日(土)午後4時から6時
     場所  さくら総合法律事務所 のぞみホール
     教材  「転換期の日本へ」(NHK出版新書:860円)
     「ジョン・W・ダワ―」「ガバン・マコーマック」共著
     懇親会 参加費2千円(場所:未定)
 
           平成26年3月3日
                  主宰者 弁護士 加 藤 謙 一

(2014-03-03)