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弁護士コラム

弁護士1日日記 H26、4月度

「津のさくらは5分咲きか」
 毎年、桜の季節になると、開花は明日か、明後日かと気が急く。一番いい時を目指して、花見に繰り出したいと言う衝動にかられる。
 なぜか、津の開花は東京より遅い。東京は3月25日、開花宣言をし、津の開花は27日と二日遅かった。
 事務所に植えたシンボルツリー(山桜)の開花はまた遅い。ソメイヨシノより1週間以上後だと言うことが、この5年間の経験で分かった。
 ヤマザクラは葉と花が一緒に出てくる。今日のヤマザクラはわずかに葉先が見える程度だ。
 近くの偕楽公園のさくらは「5分咲きか」2・3日後が満開と読んだ。
 3月29日(土)、所属する津西ライオンズクラブが20周年を迎え、記念式典をした。この20年間に阪神・淡路大震災。東日本大震災と二つの大災害が日本を襲った。
 東日本大震災の復興は3年経ったが道半ば(はるか遠い気もする)。二つの地域の支援に駆けつけ、地元ライオンズと姉妹提携をした。
 我々、東海地方には南海トラフ大震災が懸念されている。
 人生と災害はつきもので、「無事是貴人」である。
 私自身の弁護士生活も36年目に入る。後15年が目標だ。(80歳となる。)
いかに優れた後継者を育成できるかが私の仕事だ。

 今日から消費税が8%になる。直接税と間接税のバランスを調整するとして登場した消費税であるが、もっぱら政府財源を増大させるための増税のようにみえる。
税収の倍もの予算を組んでいる時代は健全とは思えないが消費税をアップしても予算内容に変化が見られないのはいかがなものか。
 ピッチに進む人口減少問題と合わせ、生き抜くことの困難さを思う。
「和を以って貴しとなす」団結の時代だ。

   
        平成26年4月1日
                                弁護士 加 藤 謙 一

(2014-04-01)