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弁護士コラム

弁護士一日日記 平成28年11月度

弁護士1日日記 平成28年11月度
【初舞台】
10月30日、五男の初舞台を見るために東京に出向いた。長男一家4人、長女一家5人、三男一家3人、二女、そして我々夫婦、更にわたしの兄弟等4人と大挙して押しかけた。
その一行に五男は本当に喜んでくれた。初舞台であったが小さな劇団なので、役回りに恵まれて、幾度も登壇した。
初々しい青年姿で、役者ずれしていないところが良かったかもしれない。最後の舞台あいさつの際、感謝の言葉を述べたが涙があふれ、挨拶ができなくなった。兄弟らの姿に触れ、感無量の思いにあったのだと思う。
全く右も左もわからない「役者」という選択をして、悪戦苦闘の日々がこうして報われたという重いかもしれない。
「挑戦こそ人生」であり、「青春」だと思う。苦闘は始まったばかりであるが、この日の感激を忘れず、自分の道を歩んで欲しい。

さて、11月1日は、当事務所の設立記念日であり、事務所は特別休暇としている。毎年、茶室を開く(炉を開く)日でもあり、今年も一人で炉に灰を入れ、釜をかけた。来年5月までに何回炭を入れる機会があるか分からないが気分転換にもなるので恒例行事として大切にしている。
事務所を開設して8年が過ぎた。大変化の時代だった。いろいろいい経験をさせてもらった。
規模の拡大は目標ではない。さくら総合法律事務所を開いた原点に立ち返り、堅実に自分の道を歩いて行きたい。
どこまでも挑戦であり、楽は出来ないし、期待もしない。
弁護士・事務局全員で団結し、事務所に寄せられる信頼に応えて行こう。
今から2年間が大切な時間だ。

「変化すること」それが成長の鍵だ。

平成28年11月1日
                        弁護士 加 藤 謙 一

(2016-11-02)