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弁護士コラム

弁護士一日日記 平成29年1月度 【新年を迎えて】

弁護士1日日記 平成29年1月度
【新年を迎えて】
新しい年が始まった。人生は高々85年ほどしかない。1年1年が貴重な単位となる。
新しく始まる年が、自分にとって、我が家にとって、我が職場にとって、どんな意味を持つのであろうか。またどんな意味を持たせなければならないのであろうか。
受験生のように、当面、合格しなければ何も始まらないような場面では目標に付いて悩むことは無いが、社会人としてスタートすると自分で目標を設定しなければ何も始まらない。

我が職場(法律事務所)も創造的な意識を持たなければ、相変わらずの1年となり、発展の因を積むことはできない。
次代を担う若い弁護士一人ひとりが、自分の目標を定めて、専門分野の開拓を進めるとともに、事務所としては更なる若いエネルギーを取り込むことが必要だ。今年は新人弁護士獲得の年になる。
ベテラン弁護士は、若い弁護士の目標足りうるよう努めるとともに、一人ひとりが目標を持って成長できるよう道を開いて行くことが必要だ。

法律事務所は自分勝手な道を歩むことができない宿命を持っている。社会に生起する其の時の問題に取り組まざるを得ない。
しかし、本当は弁護士自身もその時代に生きる市民・国民として、あるべき社会構築を目指して、社会参加すべきであろう。
地域社会の諸問題を自分のこととして受け入れ、問題と取り組むときに、時代に生きる人間として、今何が必要か見えてくる。
1、いつも研鑽を怠らない謙虚な心
2、一歩、前へという真摯な心
 弁護士を含めスタッフ全てが新しい気持ちで、職務の誠実に取り組んでいこう。
依頼者の喜びが自分の喜びである。

平成29年1月1日
                        弁護士 加 藤 謙 一

(2017-01-06)