弁護士コラム
弁護士一日日記 令和2年9月度【COVID19 日本は第2波の山を越えたか】
弁護士1日日記 令和2年9月度
【COVID19 日本は第2波の山を越えたか】
世界の新型コロナウイルス感染者は毎日25万人のペースで増加し、死者も毎日5000人のペースで増加している。7月末で世界で「1730万人」であったところ、8月末では「2522万人」と「792万人」増加した。
死者数は84万6448人と報告され、7月末から17万3017人増加した。
アメリカの感染者総数が599万7146人と600万人に迫り、死者も18万3069人と7月末から3万1014人増加している。
日本では、7月末の感染者延べ人数が3万6452人であったものが8月末は6万8618人と急激に感染者数が増大したが、昨日の感染者数は全国で「438人」と落ち着いてきており、大きな山を越えた感がある。(死者数は7月末が1013人であったが、287人増の1300人となった。)
世界の状況は悪化の一途を辿っているような感があり、引き続き監視する必要がある。
国内では、安倍首相が退陣表明をし、自民党の総裁選びに話題が移っている。「菅官房長官」が有力と伝えられている。7年8か月という長期政権となった安倍内閣の継承を謳って登場するので残務処理内閣として短命で終わることとなるのではないか。
長いことはいいことばかりではない。国民は新しい政治を求めているような気がする。
昨日、午前10時から津市市議会の本会議が始った。妻が議長として初めて議事を仕切ることとなり、気になって傍聴に出向いた。
60席ほどある傍聴席がコロナ対策のためと称してわずか7席しか入場できないと規制されており、盛況とは言えなかった。
初日は、行政側からの議案提出に止まったため、議員の質問がなく、短時間で終わってしまった。
来週から本格的な論戦が始まるというので時間を割いて傍聴に通おうと思う。
今、津市で何が起こっているのかを知ることは大切なことであり、若い人にも時間を作って傍聴に出向いてもらいたい。
令和2年9月1日
弁護士 加 藤 謙 一
(2020-09-01)