HOME - 弁護士コラム一覧 - 2021-12-02

弁護士コラム

加藤謙一弁護士 一日日記 令和3年12月度【日本の人口5年間で94万人減】

弁護士1日日記 令和3年12月度
日本の人口5年間で94万人減
総務省は11月30日、2020年度の国勢調査の結果を発表し、日本の人口が5年前と比べ、948$#44;646人減って、1億2614万6099人となったと発表した。
一方で、外国人が835$#44;000人増加し、2$#44;747$#44;000人となっているとの報告があった。つまり、日本人のみで計算すると5年間で178万人も減っていることが解る。
都道府県別では「埼玉・千葉・東京・神奈川」の都市圏、「愛知」「福岡」「沖縄」が増加したのみで残る40道府県は減少しており、大都市圏への集中が進んでいることが解る。
我が三重県も45$#44;000人の減少で177万人となった。
世界に目を転ずると2021年統計で前年と比べ8000万人増え、78億7500万人との報告がある。国連予想では2050年には約100億人に増加するとされている。
一体、地球は人間をどこまで養うことが出来るのか。人間が増えれば、穀物がいる。そのために農地を確保するために森林を切り倒す。すると二酸化炭素を吸ってくれる森林が減少し、大気中の二酸化炭素が増大する。
二酸化炭素が増大すると気候温暖化が進み、災害が増える。穀物の収穫も減る。水が足らなくなる。魚などの資源が採りつくされる。
喫緊の課題となっている温暖化問題解決のためには、人口が減少することが望ましい。だから、日本の人口が減少することを嘆くことはない。

わが国では、コロナ患者が1日100人前後と減少し、日常生活が戻って来た。しかし、世界ではコロナ患者の数は増大傾向にあり、油断はできない。
「オミクロン株」の話題も出始めている。
これまでに学んだ、3密を避け、マスク生活を続けることだ。
少し、ブレーキを踏むことを学んだ方がいい。

あと1か月で正月が来る。孫たちの成長を確認する良い機会だ。

令和3年12月1日
                        弁護士 加 藤 謙 一

(2021-12-02)