HOME - 弁護士コラム一覧 - 2023-10-03

弁護士コラム

加藤弁護士 一日日記【イチジクの実 実る】

弁護士1日日記 令和5年10月度
【イチジクの実 実る】
今年4月11日、記念植樹で植えたイチジクの実が実った。わずか5か月で一人前になったのだろうか。
実が小さいのでもっと大きくなると期待していたら地上に落ちていたので小さくても熟しているのだと感じ、小ぶりだが一つ実を取り、食してみたら「上品な甘み」を感ずることができた。
品種の違いだろうが十分甘みがあり、不思議な感じがした。
駐車場の端っこに植えた苗木から5か月に甘みを持った実がなることを不思議に感じた。
大地には甘みの素はないから、樹木の中に甘みが生まれる仕組みがあるということだ。来年はドンとなってくれるだろう。感謝・感謝

ロシアのウクライナ侵攻は相変わらずだが周辺で変化が起こっている。北朝鮮や中国がロシアに接近しているように見える一方、ウクライナを支援する側では、支援疲れが見え始め、アメリカ議会では予算措置を巡り、民主・共和両党のブレが表面化してきている。
鈴木宗男氏がロシアに入ったという報道にも接した。どこかで手打ちをさせたいと思う動きと思われる。
すべての争いは何時か終わる。あと1年が精一杯の時間であろうか。それとも思わぬところで戦火が拡大するようなことがあるだろうか。

ハワイの大火事、モロッコの地震、リビアの洪水と地球沸騰化の時代を象徴するような災難が続いている。
リビアは内戦が続いている中で未曽有の水害が生じ、政府機能が混乱し、一層の悲劇が伝えられている。
カナダ・ロシアの森林火災も頻発しているらしい。2030年までのSDGsの目標達成は到底おぼつかないような気がする。

英知を集めて未来のために立ち上がるべき時に今日の事でもめている。
人類は大丈夫かと心配になる。

令和5年(2023年)10月3日
                        弁護士 加 藤 謙 一

(2023-10-03)