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弁護士コラム

加藤弁護士 一日日記【台風10号 三重県に上陸】

弁護士1日日記 令和6年9月度
【台風10号三重県に上陸】
2024年9月1日、迷走台風10号が三重県に上陸する模様、すでに先週から日本に上陸していた台風であるが、迷走を続け、未だに紀伊半島沖にいる。
この間に線状降水帯が発生し、三重県・岐阜県に大雨をもたらし、岐阜県では池田町で杭瀬川が氾濫し、三重県でも多気町で佐奈川が氾濫した。
津市でも大雨に見舞われ、排水能力のない道路が川状態となった。
この原稿は、9月1日の午前8時に書いているので、きょう一日の雨で、何が起こるかわからない。明日迄雨が続く見込みだ。土砂崩れが各地で起きていることに要注意だ。

8月8日には、宮崎県沖で最大震度6弱の地震が起こり、一時「南海トラフ地震」の先駆けかと心配され、政府が初めて「南海トラフ地震臨時情報」を出した。1946年に「南海地震」が発生してから約80年が経過しており、記録上言われる平均周期「117年」まであと37年程に迫っており、政府予測の「30年以内発生確率70~80%」が信ぴょう性を持って来ている。
想定されている死者は約23万人、全壊・焼失家屋は約209万棟とされている。

不安定な地球環境の上で平穏に生きていくことは難しいがそれ以上に人災(戦争)による被害者の増大が問題だ。
ロシアによるウクライナ侵攻も2年6か月続いている。イスラエルのガザ侵攻も11か月に及ぼうとしている。
メディアが取り上げない武力紛争は世界各地にあり、安定した地球環境の構築は前途が見えていない。

我が国ではこの9月に自民党と立憲民主党の代表者選考が行われ、11月にはアメリカの大統領選挙が行われる。
大きな変化の時代を迎える可能性がある。
自分に何ができるか、何をすべきかが問われている。

令和6年(2024年)9月1日
                        弁護士 加 藤 謙 一

(2024-09-02)