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弁護士コラム

加藤弁護士 一日日記【トランプ政治と世界】

弁護士1日日記 令和6年12月度
【トランプ政治と世界】
11月5日に行われたアメリカ大統領選挙は共和党トランプ候補が民主ハリス候補を大差で破り、2回目の大統領に返り咲いた。
日本では、先の総選挙で与党が大敗し、少数与党政権という不安定な政治がスタートした。
世界ではいまだにロシア・ウクライナ戦争が続いており、ガザ問題も解決していない。
トランプ政権は明年1月から発足するので明年はどのような展開になるのか目が離せない。
2025年という21世紀最初の4半世紀が終わり、2030年という次の節目に向かう。SDGsの展開は暗いものがあり、もう一度まき直しの政策がこの5年間で展開されるだろう。

私的な話だが5男坊が今日四国に出発する。自分の居場所を見つけに旅に出る。このまま、四国で暮らすこととなるかもしれない。
人は皆、自分の居場所を探して旅に出る。私自身もこの三重の地に自分の居場所を探しに40年前に来た。
明年は、縁あってライオンズクラブのガバナーを受ける年となる。三重と岐阜の仲間と一年間、地域のニーズに応える社会奉仕の道を歩く。
既に年齢も70代半ばを越え、最終章に入る時期となる。自分に何ができるか、何を為すべきかの最後の舞台となる。
この1年は能登の大震災から始まり、8月には再度能登の洪水被害が発生し、能登半島の復興は全く手が付いていない。
11月に現地に入ったが、地域をどう再構築するか思案の中にいるような感じがした。
それでもそこに人が生きており、同じ人として、なにが出来るか考えざるを得ない。
来年は何度も能登に入ることとなると思うが、一方で新しい災害が発生することを懸念する。

令和6年(2024年)12月2日
                        弁護士 加 藤 謙 一

(2024-12-02)