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弁護士コラム

【弁護士一日日記 令和8年熊本地震発生】

弁護士1日日記 令和8年8月度
【令和8年熊本地震発災】
 令和8年7月28日、熊本地方を最大震度7の巨大地震が襲った。発災後今日までに「死者38名」「人的被害114名」「住宅被害4$#44;042棟」「断水46$#44;700戸」「避難者8$#44;556名」に昇っているという。
真夏の被災で熊本地方は40度近い暑さの中、十分な冷房施設がなく、車中泊を選択している人も大勢いるという。
この暑さの中、冷房も聞いていない小学校の体育館で、何の区切りもなく雑魚寝している被災者の姿が報道されている。いつもの風景だが、進歩の見られない姿に愕然とする。
昨年、ライオンズクラブとして三重県に自家発電装置付き空調機2機、津市に避難者用シェルター200張を寄贈した。
真夏の被災の場合、シェルターはプライバシーの確保はできるが冷房が届かないことに気が付かなかった。2年半前の真冬の1月1日、能登を襲った巨大地震が頭にあったので、「冷房」という視点が抜けていた。
まだ「令和8年熊本地震」発災から1週間で、救援活動はこれから始まる。災害ボランティアがこの夏休みにかけてたくさんの人が熊本地方を訪れると思うが暑さ対策が十分でないと、2次被害・3次被害が発生する。
それにしても大型ショッピングセンターの「イオン」の大爆発には驚いた。買い物客が非難した後の爆発だったこともあり、人的被害の中に買い物客がほとんどいなかったことは幸いだったが、混乱した店舗に戻り、被災した若い従業員の無念を思うと言葉を失う。管理の行き届いているはずの「イオン」側では爆発が起こることは「想定していなかった」のだろうが、失われた命はあまりにも重い。
「売上金を金庫に戻すよう」上司から指示があり、外部に避難していた若い従業員が売り場に戻ったところ爆発が起こり、巻き込まれたとの報道であった。
経営する店舗側は、震災に紛れて店舗の忍び込み窃盗を働く集団を想定して「売上金」を確保しておこうと考えたと思われるが、遺族には「ガス爆発は想定外でした」との説明は通用しないだろう。
来月も熊本震災の記事を書くこととなろう。

令和8年(2026年)8月3日
                        弁護士 加 藤 謙 一

(2026-08-03)